株の箴言『ナンピン三分の一』『乗せは三分の一』『ツナギは三分の一』
立花さんの本の中から深い良い記述をピックアップしていきたい。
1回目はP44のはじめのころの話。株相場で大損をした立花さんが商品相場仲買店のおじいさんから諭させる一説です。
『相場のやり方のことだよ。あて屋から脱皮しろと言っても、どう脱皮したらいいのかわからないからね。そこでまず、材料を忘れることだ。忘れるといったってなかなかできるものではないだろうが、材料を映して株価が動けば、相場がいわゆる後付けになっているわけだからその反対のことをすること、具体的に言えば、悪材料が出て下げたら逆向かいで買うことですよ。
これは押し、突っ込みで買うといってもよい。買う方法は分けて買うんです。ナンピンでもいい。それは自分で決めなさい。昔から言う『ナンピン三分の一』『乗せは三分の一』『ツナギは三分の一』ですよ。」
じつはこの一節の中にほとんどすべての要素が入っていると思います。材料無視のテクニカル視点、分割売買、逆迎えでの売買、予算管理。もちろんこの文だけから本当の意味で理解できるのは経験豊富な人のみでしょう。狩りする豹はまだ頭で理解している段階でまだ経験が不足しているので身についているわけではありません。
逆迎えで1枚づつ買った9月26-28日のつらさは経験できましたが、何度も経験して慣れて平常心で行えるようにならなければな、と思っています。
p130に精神論過ぎて役に立たない記述例として
「相場を征服するには何が必要だろうか。動いては行雲流水。止まっては明鏡止水、そういう境地。一にも二にも肚でなければいけない」
とあります。もちろん言っていることは間違いではないのでしょうがどうすればそういう状態になれるのかが記載していなければ実務家としては何の意味もない。実践する手段がなければ意味がない。
立花さんはまずは「ナンピン三分の一」という訓練と言っています。立花さんの本は林輝太郎氏の発行している会報の連載として書かれているし、半分は本人の履歴書というか伝記の意味合いが強いので相場師育成のプログラムとしてみた場合、残念ながら整っている形式にはなっていない。もちろん、本人自身も自分のやり方が普遍性のあるものではなく癖のあるやり方、それも時の流れで変化するような性質のものと判断しているからそのような構成をとる気もなかったのも確か。
ですので、相場師志願者がこの本を教科書、お手本とするときには各所に散らばっている記述をもとに自分でトレーニングプログラムを作っていく必要がある。昨日のブログでも触れたように狩りする豹はまずはマツダと銘柄を決めて1枚づつ最大3枚までの売り買い。現在4回目の売買で5回目まで。
それからは枚数を最大、倍の6枚まで上げて不当分割に挑戦してみる。これは10回まで。そのあとはツナギを入れてみることをやってみたい。
----------------------------------------株式取引----------------------------------------------------
あはは、やっちまった。大失敗をしました。今日売りを入れていたはずだったのですが、入れたはずが入っていなかったw。
昨日はお酒も飲んでいなかったのに><。せっかく1,368円で売れたのにwww
自分が悪いんです。
明日はどうするか。
①1枚だけ売る
②2枚とも売り払う。
③ツナギで空売りを入れる。
④見送る。
③はまだはやいから除外するけれど。。。。
現在の相場観を整理すると
・長期 弱気?
・中期 強気
・短期 持合い
長期的な弱気がそろそろ変換点に来ているかもしれない。中期的には今日は書き込みませんが確度の高いプラス要因があり、まだ市場の折り込みが進んでいないものがあるので強気。
短期的には結構上げてきたのでそろそろ調整が入ってもいいのかなと。
結論としては一度〇にして新鮮な気持ちで相場と向かい合うことにしました。つまり2枚とも売り。
注文を入れたことを確認しました。
2018年9月3日 1,271.5 1-0
2018年9月4日 1,259.0 2-0
2018年9月5日 1,244 3-0
2018年9月7日 1,232 0-0
2018年9月10日 1,235 0-1
2018年9月11日 1,235.5 0-2
2018年9月12日 1,238 0-3
2018年9月13日 1,263.0
2018年9月14日 1,287.0 0-2
2018年9月18日 1,310.0 0-1
2018年9月19日 1,322.5 0-0
2018年9月20日 1,334.0 1-0
2018年9月21日 1,359
2018年9月25日 1,353 0-0
2018年9月26日 1,334 0-1
2018年9月27日 1,340 0-2
2018年9月28日 1,364 0-3
2018年10月1日 1,358.5 0-2
新米相場師の株式売買の訓練法
狩りする豹です。
今日は新米相場師の訓練法について考えていきたいと思います。
まず、はじめは「ナンピン三分の一」
逆迎えで一枚づつ買い進み(売り進み)手じまいするというもの。
はじめは乗せになりましたがすでに3.5回1枚づつのナンピン三分の一の訓練を繰り返してきました。1枚づつのナンピン三分の一は5回繰り返す予定です。
さて、この次はどうするか。
実質4回の売買での利益が三万五千円では少なすぎる。まあ、生活費を稼ぐというレベルでは税引き後で30万円は欲しいですからね。単純に枚数を一桁増やせばいいだけという話はありますが。正直資金的には他から投入できますがまだ狩りする豹のレベルからすると早すぎます。
次のステップとして乗せやつなぎをやるか、枚数を増やすか、不当分割にするか。
いろいろ考えましたが立花さんの記述に
「上げ途中の買い下がりは次第に玉を多くしますが、それでもあまり差をつけません。とくに、持合いの中での分割買いは差をつけるほど有利なのですが、狙いすぎるためかえって平均値が不利になりやすいものです。読者の方も、慣れるまではあまり差をつけないで分割されたほうが良いと思います」P98
ということもありますので、今後の方針としては
・ナンピン分割売買を継続する。
・最大枚数は倍の6枚とする。
分割形式は
[1,1,2,2、]
[2,2,2]
[1,2,3]
というようなものを想定する。
まだ逆の期間が伸びそうなときは四分割、そうでなければ三分割みたいな感じでトライしていこうと思います。
---------------------------------------------株式投資ーーーーーーーーーー-
さて、本日寄付きで予定通り現物1枚を売って手じまいしました。
1,363円でほぼ昨日の終値で売れたのですが、その後株価は大きく崩れ一時1,347円と前日比14円まで下落しました。ちょっと崩れるのが早すぎませんかw。3枚とも手じまいすればよかった^^
現時点でのポジションは2枚。本日1263円で売れたのでその分の利益を加味すると平均買値は1,343円。本日の終値が1,358.5円なのでまだ利益は乗っています。
さて明日はどうするか。
①様子見
②1枚追加で売る
③2枚とも売る
同じ終値の折れ線グラフでも期間をみているとまた違った印象を受けますね。長期の場合はまだ高値でもみ合っている上昇力を感じるけれど短期では下がる波動にも見える。
明日も一枚売りを入れましょう。最近の値動きを見ていると朝いちばんは高値で寄り付いているようです。
先月末の値洗いは1264円だったので今月は黒星スタートです。まあ、個別売買でプラスになればいいですけれど。
今日は自動車株全般が軟調でした。調整が入るほど値が上がっているようには見えないのですけどね。
2018年9月3日 1,271.5 1-0
2018年9月4日 1,259.0 2-0
2018年9月5日 1,244 3-0
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【相場の永遠の問い】テクニカルか、ファンダメンタルか。
株の売買をやるやり方は十人十色です。
・単一(少数)銘柄に特化するか、多数銘柄を扱うか。
・テクニカルを重視するか、ファンダメンタルで行うか。
・分割買いをするか、狙い撃ちをするか。
・買いをやるか、売り買い両方から入るか。
狩りする豹は「単一銘柄、テクニカル重視、分割、売り買い両方」
でうねりをとっていくことを目標としています。
立花さんと同じ系統です。
もちろん、一つのやり方だけが正解ではなく、いろいろなやり方で成功している人も、そうでない人もいるかと思います。
初心者相場師としては悪い癖なのだそうですが、どうしても頭で理解したい、というところはあります。それと並行して実践しているのでまあ、許してください。
そういえば、20年くらい前に林倫太郎先生にお会いしにある夏の日水蜜桃を手土産にお伺いしたことがあった。尊敬する人にお会いできて舞い上がって何を話ししたのかは完全に忘れてしまったが、怒られた。「あなたみたいな人は財産を失うから株などやらないほうがいいw」あのころから少しは成長したと思うんだけどね^^
閑話休題。
〇銘柄を絞ること。
単一銘柄、あるいは特定の業界だけを扱うことのメリットはその業界に関して詳しくなること。日経新聞の切り抜きを行っているがとても全業種を扱うことはできない。特定業界だけであればできないことはない。(輸送のほかに、為替・エネルギー、その他と三分野に分けて切り抜きしています)
自動車もエンジン関係、CASEの話、貿易摩擦、業界再編、など知っておきたい知識は膨大です。大体新聞の情報量は新刊書1冊分といわれているので焦点を当ててみていないととても手が回らない。(それだけでも大変なのですが)
現在は手書きでなくエクセルを使っていますが、いろいろ加工するためにデータを移すのにも銘柄は絞ったほうがいい。もちろんITを使って自動収集することも可能でしょうが。
前提としては売りと買いの両方から入れること。特定業種は同じような動きをするでしょうから、買いだけだとある時期は利益を上げるのは難しい。立花さんも信用売りのできなかった時期のパイオニアでは損切回数が増えた記載しています。(P216)。それでも巨額の利益を上げられているようですが。
〇テクニカルを重視するか、ファンダメンタルで行うか。
これはどちらがいいとかという話ではなく投資スタイルでしょうね。ウオーレン・パフェットは低位株重視で巨額の利益を上げているのも事実。
自分の目指す投資スタイルを明確にしてその頂上を目指すようにすればいいと思います。
立花さんの本はヴェテランの人が書いたもの。できるだけ初心者にわかりやすいように書いてくださっていますが、どうしても初心者と経験の差がありますのでわかりにくいところがあります。まあそのあたりを新人相場師の狩りする豹が解読していくというのが本ブログの流れなんですが。
立花さんのスタイルはテクニカル、ファンダメンタル(材料)で大別すれば確実にテクニカルになると思います。つまり相場の今後は今までの値動きに聞けと。
ファンダメンタルというか、材料で投資判断することの問題点として考えられるのは
①いろいろある情報、環境のなかでその材料(情報)がどれだけインパクトがあるのかの定量評価ができにくい。その情報(新製品開発、M&A、あるいは為替のような外部要因)がいろいろある情報の中でどれほど株価に影響するのか、という定量評価ができない(定性評価、上がるか、下がるかでさえ)事です。
②相場師がその情報を手に入れた時にどれだけ織り込み済みなのかの判断ができない。情報通の人たちがすでにその情報を手に入れてう理解した結果、価格がすでにその材料を踏まえたうえで形成されていれば「材料出尽くし」のような解釈で反対方向に動くこともあります。
その情報が時間軸で短期、中期、長期にどのレベルで影響するのか、売買の基準としてどの時間軸を重要視している人が多いのかわからないでしょう。マツダで言えば新機軸のSkyactive関連の技術が公表されたときそれを評価して株価が上がりましたが短期中期的に採算に関係がないことが分かったとたん、現在の長期低落につながっています。
あるいは材料(情報)としてははるか前に出ているのにようやくその重要性を市場が理解して株価が動くというようなこともあります。足元の輸送業界で言えば、為替想定、例えばマツダは107円/$で想定していますが、今は113円。マツダは5円変動すると1265億円も利益が変動するそうです。ほんとかな、という気がしますが。
これが現在の株価にどれだけ反映されているというかは不明ですが、たぶん、決算発表があったときに株価の変動要因になるとおもいます。
さて、今まで見てきたようにニュース、材料、情報が実際の株式売買の判断には役に立たない、ということがお分かりいただけたと思います。では何を判断にすればいいのか。
それが今までの株価の変位、つまりテクニカル分析ということです。どれだけ織り込み済みか、などのいろいろな要因を反映しているのが株価変動ですからそれをもとに株式投資の判断をすればいいというのがテクニカ来る分析。もちろんいろいろ流派があります。中源線や坂田罫線、などなど。
第1回 数多くあるテクニカル指標を体系的に解説|テクニカル分析ABC |ガイド・投資講座 |セミナー・マーケット情報|株のことならネット証券会社【カブドットコム】
まあ、どれを使ってもいいんですけど狩りする豹が疑問に思ったのはテクニカル派の立花さんが、著書の中で
「新聞の保存は現在まで続いています。私が過去三十年間でいろいろ試してきたうちで、はじめの頃から正しかったのは、この新聞を保存することだけでした。」P22
「相場そのものの性質上、経済の常識や景気動向に無知であったり、変動に鈍感であってはいけません。それは必須のものです。」P221
とあちこちで単に株価だけでなくいろいろな情報の重要性について触れられています。
そのような情報と現在までの値動きとどちらを優先するのか、というのが初心者レベルでは疑問に思ってしまいます。現時点での狩りする豹の解釈としては「最終的に売り買いの決断は値動きによる。ただしその値動きを感じ取るにはその時の市場情報なりファンダメンタル的な情報がなければいけない」になると思います。ファンダメンタル情報が新聞に出たらからと言ってそれで売り買いの判断するのではなくそれまでの終値の動きを感じ取るときの背景になる。
ここで大切なことは具体的に「解釈」してはだめということもあります。それでは材料勝負の当て屋とあまり変わりません。
この辺りは何かの指標的な機械的に判断できるものではなく、感覚的に身につけなければいけない、技術的なものと解釈しています。
このあたりは理解できるという範疇のものではなく、体感できるかどうかの範疇になります。信じる者は救われる的な宗教に近いのかな。
もっと正確に言えば徒弟制度のようなものかと思います。私の師匠は立花さんで少なくとも大筋においてはまずは言っていることを取り入れることから進めます。まあ、手書き折れ線図はまだ書いていないのですけれどね^^(エクセルの線画機能が優秀なので)
後の分割するかどうか、売り買いするかはすでにふれてきましたので省略します。
【ここまで開示するか!】新米相場師の今月の株式投資収支結果と振り返り『
狩りする豹です。
さて、月末の値洗いから始めます。
総計 現金 株(マツダ)
8/31 2,000,000 2,000,000 0
9/30 2,035,035 1,625,835 409,200(300株)
3万5千円ほどのプラスになりました。
ビキナーズラックみたいなもので全戦全勝。有頂天にならないように注意します。まあ、見る人が見れば鼻くそみたいな金額なんですけどね。
玉帳のつけ方はまだ検討中なんでみずらいところがあるかもです。
現品買いの売りと空売りの区別をどうするか、考えるかがまだ整理できていません。
一カ月で15回の売買。これはほとんど毎日売り買いしている勘定になりますが、「玉を動かす」ということを実践していました。
また「〇を作る」も3回実現しています。この辺りは私の師匠である立花さんの教えにのっとっています。
・〇を作る意味
いろいろ練習を経た得た経験も多いのですが、「〇を作ると新鮮な気持ちで相場に向かい合うことができる」というものは実感できました。〇のときは完全にニュートラルなので相場が次に上がるのか下がるのか、ひいき目がないので客観的に観察できます。上がると思えば買えばいいし、下がると思えば売りから入ればいい。
あと、意識的に〇をつくるというのは「損切をする」ということにつながります。立花さんは損切の基準は明確にはされていないので〇を作るという事を意識的することで早め、強制的な損切をするという意味なのかもしれません。
・なんぴん or 乗せ?(1回目の売買)
現時点は第一ステップの「ナンピン三分の一」を実施しています。でも売買1~3の空売りは早めに参加したくて実は相場が下落してからの乗せになっています。もちろん分割売買の基本は守っています。
詳しく値と売買の経緯を見ていくと、いろいろな意味で幸運でした。
売りを入れた9/3~5は始値が高く、「高なぐれ」を売れた形になっている一方、買戻しを入れた9/7は始値が低くなっています。10円強。売り買いで平均39円の差を取りましたが、逆だったら利益が半減していたことになります。
また文字通りほとんど底で買戻した形になっている。初回だったので一括手じまいしました。
幸運といえば幸運ですが、うまく波に乗れた結果ということでもあります。実は信用売買は前にも経験していたのですが、売りから入ったのは今回が初めて。買戻しの時に買いから入るのと利益の計算が逆になるので少し戸惑いましたが他は特に問題がありませんでした。
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 売買 | 位置 |
2018年8月31日 | 1,276 | 1,291 | 1,267.50 | 1,288.5 | ||
2018年9月3日 | 1,282.50 | 1,286.50 | 1,268 | 1,271.5 | 1-0 | 1-0 |
2018年9月4日 | 1,271 | 1,272 | 1,253 | 1,259.0 | 1-0 | 2-0 |
2018年9月5日 | 1,252.50 | 1,255 | 1,243.50 | 1,244.0 | 1-0 | 3-0 |
2018年9月6日 | 1,238 | 1,259.50 | 1,235.50 | 1,247.0 | ||
2018年9月7日 | 1,230 | 1,234.50 | 1,225 | 1,232.0 | 0-3 | 0-0 |
2018年9月10日 | 1,229 | 1,241.50 | 1,227.50 | 1,235.0 | ||
2018年9月11日 | 1,230.50 | 1,239.50 | 1,225.50 | 1,235.5 | ||
2018年9月12日 | 1,236 | 1,246.50 | 1,231.50 | 1,238.0 | ||
2018年9月13日 | 1,242.50 | 1,273 | 1,241.50 | 1,263.0 |
〇分割外の意味(2回目の売買)
2回目の売買は9/10~19までです。
9/9までのチャートを掲示します。
チャートで見ると底値圏なのですぐに買いにドテンすることにして買い始めました。ここも原則にのっとって3日にわけての買いです。
ここで疑問。
立花さんが30年の投資生活で得たコツはP354にありますが
『・自分なりの売買をしてゆく
(自分に合った肩を基準にして売買する)
・分割売買をする
(試し玉を活用するしないにかかわらず分割する)
・ゼロを作る
(区切りをつける、不利な玉を切るの二つ)』
分割売買も基本の一つにしていますが、たとえばこの売買譜では買いの初日に全部(3枚)買ってしまえば一番安く買うことができました。なぜ分割して買う必要があるのか。手数料も高くなるし。
それはリスク分散だと思います。分散買いをすることで利益の変動値を下げることができれば絶対値が減少しても長い目でのリターンは増えるはずです。
同じ売買譜の売りを見ると初日の13日に一括手じまいしてしまうより3日に分けて売り上げる結果になりましたのでその分利益は乗りました。
まあ、初心者の悪い癖、理屈で考えるということなのかもしれませんが、腑に落ちました。
ここでまた〇をつくりましたので3回目の売買はどうするか。
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 売買 | 位置 |
2018年9月7日 | 1,230 | 1,234.50 | 1,225 | 1,232.0 | 0-3 | 0-0 |
2018年9月10日 | 1,229 | 1,241.50 | 1,227.50 | 1,235.0 | 0-1 | 0-1 |
2018年9月11日 | 1,230.50 | 1,239.50 | 1,225.50 | 1,235.5 | 0-1 | 0-2 |
2018年9月12日 | 1,236 | 1,246.50 | 1,231.50 | 1,238.0 | 0-1 | 0-3 |
2018年9月13日 | 1,242.50 | 1,273 | 1,241.50 | 1,263.0 | 1-0 | 0-2 |
2018年9月14日 | 1,265 | 1,289 | 1,262 | 1,287.0 | ||
2018年9月18日 | 1,289 | 1,316.50 | 1,279.50 | 1,310.0 | 1-0 | 0-1 |
2018年9月19日 | 1,333.50 | 1,339.50 | 1,319.50 | 1,322.50 | 1-0 | 0-0 |
2018年9月20日 | 1,336 | 1,338.50 | 1,323 | 1,334 | ||
2018年9月21日 | 1,342 | 1,359 | 1,340.50 | 1,359 | ||
2018年9月25日 | 1,331 | 1,353 | 1,313 | 1,353 | ||
2018年9月26日 | 1,332 | 1,335.50 | 1,318 | 1,334 |
〇思惑が外れた時(3回目の売買)
実はこの回は失敗だったのですが、今月の売買の中で一番個人的には興味深い回でした。株価のうねりを
・大波・長期(数カ月以上)
・中波・中期(~2,3カ月程度)
・小波・短期(~数週間)
3つに分けた時、うねり取りとしてはどれを狙えばいいのか。立花さんは数十年に及ぶ投資生活の中で大波に乗れたのは1回きりだそうです。
特に単一銘柄でうねり取りを志向するのであれば、継続的に利益を上げるためには中波、小波を相手にする必要があります。
先達の方にはお叱りを受けるかもしれませんが、この3つのスパンでうねりのどの位置にあるのかの想定、あるいは仮説を持つ必要があると思っています。マツダで言えば下記になります。
9/19 9/29(現在)
・大波・長期(数カ月以上) 弱気 弱気
・中波・中期(~2,3カ月程度) 弱気 強気
・小波・短期(~数週間) 弱気 弱気
9/19の時点でこのような中期・短期とも弱気判断になったのは下図のチャートで見るように上値抵抗線に近づいてきたのでそろそろ反転するだろうと考えたもので20日に売りを一枚入れました。
20日の寄付きで1336円で売れたのですが、終値は1334円。これは上値抵抗線より首一つ高くなってしまいました。「嫌な感じ」というのでしょうか。翌日は売りを見送り様子見しました。結果は1359円。
ナンピン売りして売り上げるのか、手仕舞うのかの判断です。
完全に上値抵抗線抜けた形になりましたので一度損切りして手仕舞うことにしました。25日が大分安く始まったので結局は少額ですが利益が出たのはご愛敬でした。
思惑、仮説に乗って売買していくものと思っていますが、その仮説が間違っていた場合、いかに素早く判断して、最小限の損失で撤退するのか、が相場で生きる胆かと思っています。立花さんも仕掛けの成功率は50%との分析しています。
今回は理想的な形で撤退できましたが、また次の時にできるかどうかは自信がありません。ナンピン三分の一なので枚数が少ないから損も限定されるので素早い判断ができましたが、今後枚数を増やしたときに同じ判断ができるのか、大きな課題です。
うねりの分類と玉の動かし方(根玉と動かす玉)についてはまた別の機会に触れたいと思います。
〇新トレンドに乗る(4回目の売買)
9/21の時点で中期トレンドが右下下がりから右上上がりに変わったと認識しました。
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 売買 | 位置 |
2018年9月25日 | 1,331 | 1,353 | 1,313 | 1,353 | 0-1 | 0-0 |
2018年9月26日 | 1,332 | 1,335.50 | 1,318 | 1,334 | 0-1 | 0-1 |
2018年9月27日 | 1,363 | 1,382 | 1,339 | 1,340 | 0-1 | 0-2 |
2018年9月28日 | 1,353.50 | 1,367 | 1,342.50 | 1,364 | 0-1 | 0-3 |
そこで26日より1枚づつ購入しました。
これが苦痛でした。26,27日の終値は25日の1353円より下だったので本当に右下下がりのトレンドが変わったのか、また元に戻ってしまったのではないのかという疑心暗鬼で不安だったのを無理に買い進みました。相場師の新人の時期にいい訓練として簡単な定石に従って機械的な売買をすることが挙げられている理由かもしれません。何の指針もなければこの買い下がりはできませんでした。
その結果は28日の終値ベースでは4200円のプラスになりました。今後の方針としてはまた1枚づつ打っていこうと思います。上値抵抗線に近いのでそろそろ調整が入るタイミングかと。
現物売りで3回、空売りで3回の最大6回の玉があるので早めに売り始めます。利益も出ているので。
2018年9月3日 1,271.5 1-0
2018年9月4日 1,259.0 2-0
2018年9月5日 1,244 3-0
2018年9月7日 1,232 0-0
2018年9月10日 1,235 0-1
2018年9月11日 1,235.5 0-2
2018年9月12日 1,238 0-3
2018年9月13日 1,263.0
2018年9月14日 1,287.0 0-2
2018年9月18日 1,310.0 0-1
2018年9月19日 1,322.5 0-0
2018年9月20日 1,334.0 1-0
2018年9月21日 1,359
2018年9月25日 1,353 0-0
2018年9月26日 1,334 0-1
2018年9月27日 1,340 0-2
2018年9月28日 1,364 0-3
マツダのファンダメンタルおよびチャート分析
前回から誰もアクセスしてくれていない><前回から誰もアクセスしてくれていない><という弱小ブログですが懲りずに続けます。
さて9月7日の1232円(終値ベース)を底にしてようやく上昇トレンドに変換したかと見えるマツダ株。長期保有の皆様は胸を撫でているところでしょうか。狩りをする豹は右下下がりの旧トレンド上値抵抗線で売りを入れていましたが、慌ててドテンして今は買いポジションにしました。損切りしたのですが、買戻しをしたときに大きく値が下がった関係で+になったのはご愛敬二日ほど短期の調整が入りまた上昇に転じましたが、どこまで続くか。
マツダのというよりは自動車業界のファンダメンタルになりますが、
・安部ートランプ会談はまさかの無風で終わり
⇒自動車業界の貿易戦争懸念の後退
⇒懸念で出遅れ気味の自動車業界株の重しが取れた。
・米国政策金利の予想通りの利上げ実施
⇒ドル高円安基調継続
⇒輸出産業への追い風
⇒特に輸出比率50%のマツダには福音
足元ではファンダメンタル的には強気ですが、実際の株価の動きはどうなるか。チャート的にはあたらしいトレンド線は始まったばかりなので確度は低いですが、9/16 1284.5円9/22 1296.5円9/26 1309.0円9/21 1359.0円で一応上値抵抗線が描けます。それからすると、そろそろ上値抵抗線に当たります。
今日、3枚買いそろいましたが、明日は1枚売りを入れます。分割売り買いの利点はピークを狙撃中で狙い撃つ必要がないので自動小銃で弾をばらまくことができるというのが気楽です。このまま上昇トレンドが続いても、あと2発。空売り3発入れれば合計5発撃つことができるので買いの平均値を超えたあたりから打ち始めればいい。
今は各回同じ最低の一枚ですが、次のステップは不等分割をやろうと思います。これは平均値をよくするための技法ですので逆迎えの局面で実施する必要があります。今は4回目の売買局面なので6回目から実施する予定です。
月末なので値洗いを次回します。
2018年9月3日 1,271.5 1-0
2018年9月4日 1,259.0 2-0
2018年9月5日 1,244 3-0
2018年9月7日 1,232 0-0
2018年9月10日 1,235 0-1
2018年9月11日 1,235.5 0-2
2018年9月12日 1,238 0-3
2018年9月13日 1,263.0
2018年9月14日 1,287.0 0-2
2018年9月18日 1,310.0 0-1
2018年9月19日 1,322.5 0-0
2018年9月20日 1,334.0 1-0
2018年9月21日 1,359
2018年9月25日 1,353 0-0
2018年9月26日 1,334 0-1
2018年9月27日 1,340 0-2
2018年9月28日 1,364 0-3
マツダは年間利益予想を達成できるか。
マツダがようやく7月豪雨についてのリリースを出した。
生産等への影響について
当社は、平成30年7月豪雨の影響により操業を一時的に休止したことや、再開後も、地域の復旧・復興を最優先とするため、交通網等への負荷に配慮して生産量を抑えた操業体制としたことから、当初計画より生産台数は、車両44千台、海外生産用部品23千台の減少となりました。
現時点での生産台数の減少による業績への影響(営業利益)につきましては、概算で約280億円の損失となる見通しです。
今後引き続き、今期の生産・出荷計画の精査、見直しを進めてまいります。
マツダの「2019年3月期 第1四半期 決算説明会」によれば1Qの経常利益424億円が確定した時点での会社予想の年間の経常利益1300億円。Qあたり100億の上振れ。このまま推移すれば280億の損失は吸収できることになるが、経常利益は達成できるのか。
マツダが年間の経常利益を達成するかどうかの疑問点としては3つ。
①マツダ自体は各Qでの経常利益をどう設定しているのか。
②為替動向
③米国との貿易摩擦
①に関しては1Qの利益が織り込み済みで2Q以降が減少するという予想なのか、単に保守的に年間予想を見直さなかったのか。昨年度の実績は各Qで右肩上がりでしたが。
②に関してはマツダの為替予想が107円/$。現状が112.5円なのでこのまま推移すれば営業利益を押し上げる。足元さらに円安予想もある。
一方、不安点としてはアメリカの政策金利の動向とトランプの動向。
今、米国失業率低位安定、賃金の上昇により、市場はある程度利上げすることを織り込んでいるようであるが、短期金利が長期金利に肉薄しており逆転する(逆イールド)になりかけている。
逆イールドになると一年ほどで不況になるというのが過去繰り返されている。
もし、利上げが見送られれば市場は裏切られ円高に振れる。
トランプは超金融緩和による円安を問題視しており、二国間交渉に
「為替条項」を組み入れることを主張する可能性が高い。
円安を問題視している米国内自動車業界の要望だそうだ。
マツダはSUBARUと並んで輸出比率が50%を超えているので為替の影響をもろに受ける。
③1Qの営業利益が増加した要因は米国内の売り上げ回復が想定より高くなったからだそうだ。
また米国市場の売り上げ予想は今期より10%増えることを想定している。
販売網の改善に多額の投資もマツダはしている。
11月の中間選挙に向けてトランプが目に見える成果を日本に対して要求するかどうか。
マツダの予想が実現するかどうかはアメリカ市場での成果で大きくぶれます。
ここ数日の株価の終値の動きで上値抵抗線を突破しました。今回の会社発表を市場がどう評価するか。
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わーい、損切ですね。初めての経験w
三回目の取引は1枚のみで損切で終わりたいと思います。
押しを見つけながら難平三分の一で買いに入りたいと思います。
#下記は終値です。狩りをする豹は寄付きを成行で売買するので
#実際の売買価格とは異なります。
#売買の判断は終値でしますので終値で。
2018年8月28日 1,309
2018年8月29日 1,303.50
2018年8月30日 1,290
2018年9月3日 1,271.5 1-0
2018年9月4日 1,259.0 2-0
2018年9月5日 1,244 3-0
2018年9月7日 1,232 0-0
2018年9月10日 1,235 0-1
2018年9月11日 1,235.5 0-2
2018年9月12日 1,238 0-3
2018年9月13日 1,263.0
2018年9月14日 1,287.0 0-2
2018年9月18日 1,310.0 0-1
2018年9月19日 1,322.5 0-0
2018年9月20日 1,334.0 1-0
2018年9月21日 1,359
マツダどころかすべてを吹き飛ばす爆弾?
数少ない読者の皆様(笑)
今日はとんでもない爆弾(かもしれない)を見つけてしまいました。
このグラフです。
中国潰しか トランプが仕掛けた米中貿易戦争 中国輸出品28兆円相当に25%制裁関税へ(木村正人) - 個人 - Yahoo!ニュース
これは各国の実効為替レートを2010年を100としたときの推移です。
アメリカは22%程度高くなっています。トランプが為替操作をしていると攻撃を加えている中国は実は18%程上昇しており、2010年度比較では実はあまり元安にはなっていないのです。もともと中国が元を安く誘導していたということはあるかもしれませんが。
一方、日本は75%まで切り下がっています。つまり四分の一も円安に振れているのです。主に超金融緩和が継続していることも一因になっているようです。
一方トランプは日本に対して貿易赤字削減(国別で第三位)の圧力を加え始めていることはご存知のことでしょうが、自動車の数量規制や農作物に隠れてしまっていますが、為替条項も含まれています。
「隠れた劇薬は通貨安誘導を阻止する『為替条項』だ。円安による日本車輸出攻勢を警戒する米自動車メーカーは政権に対日交渉でも為替条項の導入を協議するよう求めている。円相場に左右されやすい日本経済が為替政策の自由度を失えばリスクは大きい」日経20180909
このデータをもとに25%あるいは45%の円切り上げを要求されれば壊滅的な打撃を受けます。我がマツダは輸出比率が高いので他のメーカよりも為替の影響が大きい。過去75.5円/$まで円が上昇した過去もありましたからね。
**********株式投資*********
今月頭から株式投資をはじめて昨日の時点で30,197円のプラス。
金額的には笑っちゃうくらい少ないですが、動かしているお金が40万程度なので利率としては8%。毎月こんな運用ができれば一年後には倍以上になる(笑)。こんな取らぬ狸をしていると相場感覚がわるくなるんですけどね。
さて予定通り本日寄付きで空売りを1枚いれました。1,336円。これで難平三分の一の3回目のスタートです。終値も1,334円。相変わらず上昇スピードが高い。まあ、昨日の時点でもまだ勢いが落ちていないと指摘していたように想定内ですが。
明日も寄付きで1枚、売りを入れます。上値抵抗線を首一つ抜けた形ですがどうなるか。
#下記は終値です。狩りをする豹は寄付きを成行で売買するので
#実際の売買価格とは異なります。
#売買の判断は終値でしますので終値で。
2018年8月28日 1,309
2018年8月29日 1,303.50
2018年8月30日 1,290
2018年9月3日 1,271.5 1-0
2018年9月4日 1,259.0 2-0
2018年9月5日 1,244 3-0
2018年9月7日 1,232 0-0
2018年9月10日 1,235 0-1
2018年9月11日 1,235.5 0-2
2018年9月12日 1,238 0-3
2018年9月13日 1,263.0
2018年9月14日 1,287.0 0-2
2018年9月18日 1,310.0 0-1
2018年9月19日 1,322.5 0-0
2018年9月20日 1,334.0 1-0