林輝太郎語録 中立な情報は存在しない。
こんにちは。
今日は相場が休みなのでこちらからまた話を拾っていきます。
林輝太郎先生の気の赴くままに話が飛ぶので、読んでいて楽しいですが残念ながら実のある部分は何度も重畳されておりあまり多くない印象です。まあ、立花さんの本と被るところが多いのも確かなのでその印象が強いせいかもしれませんが。
以前、立花さんが、初心者のうちは本を読むな(情報に接するな)という趣旨のことをおっしゃられていたと書きました。
・知識のみ先行してしまって技術の習得をおろそかにする
・なまじ知っているものだからいきなりむずかしいやり方をやって失敗してしまう場合が多い
というのが理由でした。
同じ結論ですが、林先生も同様なことをおっしゃられています。
「「ではインチキ情報と真実の情報とを見分けるちからをつければよいではないか」という正攻法になるがこれがなかな㎞あ大変なことなのである。
相場師に弟子入りすると、理屈よりまず波乗りのやり方を教わることになるが、その1年~2年の間、新聞を読むのを禁止される。
1年か2年たって、新聞を読み始めると少しではあるが自分が記事を批判しながら読んでいるのに気が付く。もちろんそれでよいのではなく、まだ始まりなのである。
賢明な読者の皆さん。自分が取材を受けた時、あるいは情報の発信者の立場になったときのことを考えていただきたい。自分に不利なことをしゃべるだろうか、不利なことを発信するだろうか。
熾烈な金取り競争である。が、「俺は騙されないぞ」と怖い顔をして身構える必要なんかない。ただ聞かなければよい。
最後にもう一度くりかえる。情報の公理である。
中立な情報は存在しない。
情報は発信者に有利」
P177
都合のいい情報しか発信しないから他の人の話を聞いても害しかない。という趣旨なんです。買い方、売り方が拮抗している時や、情報商材を売りつけている人なんかの情報も気を付けたほうが良いでしょうね。
え、豹はどうなんだって?
まあ、自分の記録のために着けているところが大きいので。結構沿いううブロガーの人は多いと思います。林先生のご存命の時にはなかった現象でしょうけどね。
それでは今日はここまで。お付き合いいただきありがとうございました。