【ここまで開示するか!】新米相場師の今月の株式投資収支結果と振り返り『

 

 

狩りする豹です。

さて、月末の値洗いから始めます。

      総計       現金       株(マツダ

8/31 2,000,000     2,000,000             0

9/30    2,035,035    1,625,835      409,200(300株)

3万5千円ほどのプラスになりました。

ビキナーズラックみたいなもので全戦全勝。有頂天にならないように注意します。まあ、見る人が見れば鼻くそみたいな金額なんですけどね。

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玉帳のつけ方はまだ検討中なんでみずらいところがあるかもです。

現品買いの売りと空売りの区別をどうするか、考えるかがまだ整理できていません。

一カ月で15回の売買。これはほとんど毎日売り買いしている勘定になりますが、「玉を動かす」ということを実践していました。

また「〇を作る」も3回実現しています。この辺りは私の師匠である立花さんの教えにのっとっています。

・〇を作る意味

いろいろ練習を経た得た経験も多いのですが、「〇を作ると新鮮な気持ちで相場に向かい合うことができる」というものは実感できました。〇のときは完全にニュートラルなので相場が次に上がるのか下がるのか、ひいき目がないので客観的に観察できます。上がると思えば買えばいいし、下がると思えば売りから入ればいい。

あと、意識的に〇をつくるというのは「損切をする」ということにつながります。立花さんは損切の基準は明確にはされていないので〇を作るという事を意識的することで早め、強制的な損切をするという意味なのかもしれません。

・なんぴん or  乗せ?(1回目の売買)

現時点は第一ステップの「ナンピン三分の一」を実施しています。でも売買1~3の空売りは早めに参加したくて実は相場が下落してからの乗せになっています。もちろん分割売買の基本は守っています。

詳しく値と売買の経緯を見ていくと、いろいろな意味で幸運でした。

売りを入れた9/3~5は始値が高く、「高なぐれ」を売れた形になっている一方、買戻しを入れた9/7は始値が低くなっています。10円強。売り買いで平均39円の差を取りましたが、逆だったら利益が半減していたことになります。

 また文字通りほとんど底で買戻した形になっている。初回だったので一括手じまいしました。

幸運といえば幸運ですが、うまく波に乗れた結果ということでもあります。実は信用売買は前にも経験していたのですが、売りから入ったのは今回が初めて。買戻しの時に買いから入るのと利益の計算が逆になるので少し戸惑いましたが他は特に問題がありませんでした。

日付 始値 高値 安値 終値 売買 位置
2018年8月31日 1,276 1,291 1,267.50 1,288.5    
2018年9月3日 1,282.50 1,286.50 1,268 1,271.5 1-0 1-0
2018年9月4日 1,271 1,272 1,253 1,259.0 1-0 2-0
2018年9月5日 1,252.50 1,255 1,243.50 1,244.0 1-0 3-0 
2018年9月6日 1,238 1,259.50 1,235.50 1,247.0    
2018年9月7日 1,230 1,234.50 1,225 1,232.0 0-3  0-0
2018年9月10日 1,229 1,241.50 1,227.50 1,235.0    
2018年9月11日 1,230.50 1,239.50 1,225.50 1,235.5    
2018年9月12日 1,236 1,246.50 1,231.50 1,238.0    
2018年9月13日 1,242.50 1,273 1,241.50 1,263.0    

 

〇分割外の意味(2回目の売買)

2回目の売買は9/10~19までです。

9/9までのチャートを掲示します。

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チャートで見ると底値圏なのですぐに買いにドテンすることにして買い始めました。ここも原則にのっとって3日にわけての買いです。

ここで疑問。

立花さんが30年の投資生活で得たコツはP354にありますが

『・自分なりの売買をしてゆく
 (自分に合った肩を基準にして売買する)

 ・分割売買をする
 (試し玉を活用するしないにかかわらず分割する)

 ・ゼロを作る
 (区切りをつける、不利な玉を切るの二つ)』

分割売買も基本の一つにしていますが、たとえばこの売買譜では買いの初日に全部(3枚)買ってしまえば一番安く買うことができました。なぜ分割して買う必要があるのか。手数料も高くなるし。
それはリスク分散だと思います。分散買いをすることで利益の変動値を下げることができれば絶対値が減少しても長い目でのリターンは増えるはずです。
 同じ売買譜の売りを見ると初日の13日に一括手じまいしてしまうより3日に分けて売り上げる結果になりましたのでその分利益は乗りました。
まあ、初心者の悪い癖、理屈で考えるということなのかもしれませんが、腑に落ちました。

ここでまた〇をつくりましたので3回目の売買はどうするか。

日付 始値 高値 安値 終値 売買 位置
2018年9月7日 1,230 1,234.50 1,225 1,232.0 0-3  0-0
2018年9月10日 1,229 1,241.50 1,227.50 1,235.0 0-1 0-1
2018年9月11日 1,230.50 1,239.50 1,225.50 1,235.5 0-1 0-2
2018年9月12日 1,236 1,246.50 1,231.50 1,238.0 0-1 0-3
2018年9月13日 1,242.50 1,273 1,241.50 1,263.0 1-0 0-2
2018年9月14日 1,265 1,289 1,262 1,287.0    
2018年9月18日 1,289 1,316.50 1,279.50 1,310.0 1-0 0-1
2018年9月19日 1,333.50 1,339.50 1,319.50 1,322.50 1-0 0-0
2018年9月20日 1,336 1,338.50 1,323 1,334    
2018年9月21日 1,342 1,359 1,340.50 1,359    
2018年9月25日 1,331 1,353 1,313 1,353    
2018年9月26日 1,332 1,335.50 1,318 1,334    


 〇思惑が外れた時(3回目の売買)

実はこの回は失敗だったのですが、今月の売買の中で一番個人的には興味深い回でした。株価のうねりを

・大波・長期(数カ月以上)

・中波・中期(~2,3カ月程度)

小波・短期(~数週間)

 3つに分けた時、うねり取りとしてはどれを狙えばいいのか。立花さんは数十年に及ぶ投資生活の中で大波に乗れたのは1回きりだそうです。
 特に単一銘柄でうねり取りを志向するのであれば、継続的に利益を上げるためには中波、小波を相手にする必要があります。
 先達の方にはお叱りを受けるかもしれませんが、この3つのスパンでうねりのどの位置にあるのかの想定、あるいは仮説を持つ必要があると思っています。マツダで言えば下記になります。

                9/19      9/29(現在)

・大波・長期(数カ月以上)   弱気  弱気

・中波・中期(~2,3カ月程度) 弱気  強気

小波・短期(~数週間)    弱気  弱気

 9/19の時点でこのような中期・短期とも弱気判断になったのは下図のチャートで見るように上値抵抗線に近づいてきたのでそろそろ反転するだろうと考えたもので20日に売りを一枚入れました。 

f:id:Jagd-panther:20180929010905g:plain

 20日の寄付きで1336円で売れたのですが、終値は1334円。これは上値抵抗線より首一つ高くなってしまいました。「嫌な感じ」というのでしょうか。翌日は売りを見送り様子見しました。結果は1359円。

ナンピン売りして売り上げるのか、手仕舞うのかの判断です。
完全に上値抵抗線抜けた形になりましたので一度損切りして手仕舞うことにしました。25日が大分安く始まったので結局は少額ですが利益が出たのはご愛敬でした。
思惑、仮説に乗って売買していくものと思っていますが、その仮説が間違っていた場合、いかに素早く判断して、最小限の損失で撤退するのか、が相場で生きる胆かと思っています。立花さんも仕掛けの成功率は50%との分析しています。

今回は理想的な形で撤退できましたが、また次の時にできるかどうかは自信がありません。ナンピン三分の一なので枚数が少ないから損も限定されるので素早い判断ができましたが、今後枚数を増やしたときに同じ判断ができるのか、大きな課題です。

うねりの分類と玉の動かし方(根玉と動かす玉)についてはまた別の機会に触れたいと思います。

 

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〇新トレンドに乗る(4回目の売買)

9/21の時点で中期トレンドが右下下がりから右上上がりに変わったと認識しました。

日付 始値 高値 安値 終値 売買 位置
2018年9月25日 1,331 1,353 1,313 1,353 0-1 0-0
2018年9月26日 1,332 1,335.50 1,318 1,334 0-1 0-1
2018年9月27日 1,363 1,382 1,339 1,340 0-1 0-2
2018年9月28日 1,353.50 1,367 1,342.50 1,364 0-1 0-3

そこで26日より1枚づつ購入しました。

これが苦痛でした。26,27日の終値は25日の1353円より下だったので本当に右下下がりのトレンドが変わったのか、また元に戻ってしまったのではないのかという疑心暗鬼で不安だったのを無理に買い進みました。相場師の新人の時期にいい訓練として簡単な定石に従って機械的な売買をすることが挙げられている理由かもしれません。何の指針もなければこの買い下がりはできませんでした。
その結果は28日の終値ベースでは4200円のプラスになりました。今後の方針としてはまた1枚づつ打っていこうと思います。上値抵抗線に近いのでそろそろ調整が入るタイミングかと。
現物売りで3回、空売りで3回の最大6回の玉があるので早めに売り始めます。利益も出ているので。

 

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2018年9月3日 1,271.5         1-0

2018年9月4日 1,259.0  2-0

2018年9月5日 1,244             3-0

2018年9月7日   1,232           0-0

2018年9月10日 1,235           0-1

2018年9月11日 1,235.5        0-2

2018年9月12日 1,238           0-3

2018年9月13日 1,263.0

2018年9月14日 1,287.0        0-2 

2018年9月18日 1,310.0        0-1

2018年9月19日 1,322.5        0-0

2018年9月20日 1,334.0        1-0

2018年9月21日 1,359

2018年9月25日 1,353        0-0

2018年9月26日 1,334        0-1

2018年9月27日 1,340        0-2

2018年9月28日 1,364        0-3

 

あなたも株のプロになれる―成功した男の驚くべき売買記録

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