株の箴言『ナンピン三分の一』『乗せは三分の一』『ツナギは三分の一』

 

あなたも株のプロになれる―成功した男の驚くべき売買記録

あなたも株のプロになれる―成功した男の驚くべき売買記録

 

立花さんの本の中から深い良い記述をピックアップしていきたい。
1回目はP44のはじめのころの話。株相場で大損をした立花さんが商品相場仲買店のおじいさんから諭させる一説です。

 『相場のやり方のことだよ。あて屋から脱皮しろと言っても、どう脱皮したらいいのかわからないからね。そこでまず、材料を忘れることだ。忘れるといったってなかなかできるものではないだろうが、材料を映して株価が動けば、相場がいわゆる後付けになっているわけだからその反対のことをすること、具体的に言えば、悪材料が出て下げたら逆向かいで買うことですよ。
 これは押し、突っ込みで買うといってもよい。買う方法は分けて買うんです。ナンピンでもいい。それは自分で決めなさい。昔から言う『ナンピン三分の一』『乗せは三分の一』『ツナギは三分の一』ですよ。」
 じつはこの一節の中にほとんどすべての要素が入っていると思います。材料無視のテクニカル視点、分割売買、逆迎えでの売買、予算管理。もちろんこの文だけから本当の意味で理解できるのは経験豊富な人のみでしょう。狩りする豹はまだ頭で理解している段階でまだ経験が不足しているので身についているわけではありません。

 逆迎えで1枚づつ買った9月26-28日のつらさは経験できましたが、何度も経験して慣れて平常心で行えるようにならなければな、と思っています。

 p130に精神論過ぎて役に立たない記述例として
「相場を征服するには何が必要だろうか。動いては行雲流水。止まっては明鏡止水、そういう境地。一にも二にも肚でなければいけない」

とあります。もちろん言っていることは間違いではないのでしょうがどうすればそういう状態になれるのかが記載していなければ実務家としては何の意味もない。実践する手段がなければ意味がない。
 立花さんはまずは「ナンピン三分の一」という訓練と言っています。立花さんの本は林輝太郎氏の発行している会報の連載として書かれているし、半分は本人の履歴書というか伝記の意味合いが強いので相場師育成のプログラムとしてみた場合、残念ながら整っている形式にはなっていない。もちろん、本人自身も自分のやり方が普遍性のあるものではなく癖のあるやり方、それも時の流れで変化するような性質のものと判断しているからそのような構成をとる気もなかったのも確か。 

 ですので、相場師志願者がこの本を教科書、お手本とするときには各所に散らばっている記述をもとに自分でトレーニングプログラムを作っていく必要がある。昨日のブログでも触れたように狩りする豹はまずはマツダと銘柄を決めて1枚づつ最大3枚までの売り買い。現在4回目の売買で5回目まで。

 それからは枚数を最大、倍の6枚まで上げて不当分割に挑戦してみる。これは10回まで。そのあとはツナギを入れてみることをやってみたい。

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あはは、やっちまった。大失敗をしました。今日売りを入れていたはずだったのですが、入れたはずが入っていなかったw。

昨日はお酒も飲んでいなかったのに><。せっかく1,368円で売れたのにwww
自分が悪いんです。
明日はどうするか。
①1枚だけ売る

②2枚とも売り払う。

③ツナギで空売りを入れる。

④見送る。

③はまだはやいから除外するけれど。。。。
現在の相場観を整理すると
・長期 弱気?

・中期 強気

・短期 持合い

長期的な弱気がそろそろ変換点に来ているかもしれない。中期的には今日は書き込みませんが確度の高いプラス要因があり、まだ市場の折り込みが進んでいないものがあるので強気。
短期的には結構上げてきたのでそろそろ調整が入ってもいいのかなと。

結論としては一度〇にして新鮮な気持ちで相場と向かい合うことにしました。つまり2枚とも売り。

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注文を入れたことを確認しました。

 

2018年9月3日 1,271.5         1-0

2018年9月4日 1,259.0  2-0

2018年9月5日 1,244             3-0

2018年9月7日   1,232           0-0

2018年9月10日 1,235           0-1

2018年9月11日 1,235.5        0-2

2018年9月12日 1,238           0-3

2018年9月13日 1,263.0

2018年9月14日 1,287.0        0-2 

2018年9月18日 1,310.0        0-1

2018年9月19日 1,322.5        0-0

2018年9月20日 1,334.0        1-0

2018年9月21日 1,359

2018年9月25日 1,353        0-0

2018年9月26日 1,334        0-1

2018年9月27日 1,340        0-2

2018年9月28日 1,364        0-3

2018年10月1日 1,358.5     0-2