マツダ株 とらぬ狸はいませんでしたOrz

2か月ほど前に下記の紫色の記事を書いておりをみてうｐするつもりでした。この内容によって動いた値動きで儲けた後にｗ

でも結局その時は来なかったんですね。まずは内容を見てください。 

【マツダ爆上げ】これはまだ市場が気が付いていないかもしれない。

数日前のブログでも触れましたが、為替変動による影響。今日、トヨタに関する記事が出たようでYahooのトヨタ掲示板でも取り上げている人がいました。

マツダへの影響はどのようなものでしょうか。

2年前の記事ですが、5円円安になったらどの程度営業利益に影響するかという記事が出ていました。

｢円高時の減収額が大きい｣200社ランキング | 投資 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

我がマツダは12位にランクインしています。でもこの記事の計算方法は予想海外売上高に機械的に0.0476を乗じて計算しています。為替は材料の輸入に関しては逆方向の効果があるのにそれを企業の状態を無視して一律に計算しているという簡便なやり方ですねｗ。
まあ、この方法を援用しましょう。

2019.3期のマツダの売り上げ予想は35,500億円。輸出比率は50%強なので売上高のうち12,750億円が為替の影響を受けます。
為替の設定値は107円/$。現状113円-114円なので5円以上有利に働きます。この記事での同じ係数をかけると600億円採算が改善します。現在での営業利益の予想1,050⇒1,650億円になり、売上高営業利益率は3.0⇒4.6％に改善しちゃいます。
これって大きいですよね。トヨタの輸出比率は20％なのでマツダは売り上げ規模より円安の効果が大きく出ます。
市場がどこまでこの事を認識して株価に織り込んでいるか。現段階ではあまり反映されているようには見えませんね。足元のトランプ旋風に目がくらんでいて。
このような材料で直接株式売買につなげることはありませんが、中期的なうねりとしては強気を意識して場とは対峙していきたいと思います。

 この記事は2016年なんでたかだか2年前の話だったんです。想定為替レートよりはるかに円安になったので為替利益が発生すると思ったんですが。。。。。。

そうはなりませんでした。

なぜか。メキシコの工場を立ち上げた関係で為替感応度が劇的に下がってしまったとのこと。対ドルで1円変わっても利益は1億円程度しか上がらないという見方もあるようです。

ということで為替が円安に振れてもほとんど業績に影響はないという結果でした。マツダ株は一日で一円下がるという長期トレンドがありますが、現在もそれを継続しています。