立花語録3 (はじめのうちは)本を読むな(?)

狩りする豹です。

今日はクリスマス。昨晩はクリスマスイブを楽しめましたか?
豹は家でローストチキンと赤ワインを楽しみました。もともと西洋では家族とために過ごす期間らしいですね。イベント好きの日本人がアレンジしたようです。

 いま11時前ですが、日経平均マツダとも暴落ですね。先日指摘した通り絶好の買い場が到来したようです。豹も今朝の寄り付きで1枚入れました。午後の寄り付きでも買いたい衝動を抑えるのが必死です。明日は騰がるかもしれないし今日以上に下がるかもしれない。だから我慢なんですけどね。

 

 さて、今日の立花さん語録。「はじめのうちは本を読むな」とは実は言っていませんがその趣旨の文面がいくつか出てきます。

 

P52
あまり知識ばかり増えると、それにわずらわされて実行意欲が鈍ります。理想としては、知識と技術が並行して伸びていくのが良いのでしょうが、なかなか理想通りにはいきません。とくに、大人はどうしても知識のみ先行してしまいます。

 

P53
「知識先行がどうして悪いかというと、第一に知識のみ先行してしまって技術の習得をおろそかにするという一般的な欠点が指摘できます。そして、技能の習得は最初簡単なものから出発すべきなのに、なまじ知っているものだからいきなりむずかしいやり方をやって失敗してしまう場合が多いのです。たとえ簡単な方法でも、何回か繰り返してやらないとできるようにはならないし、身に付きません。」

「つまり、①まず一番基本のやり方を知る。②それを練習してから次の段階を知る。③その段階の練習をし、身に着けてからさらに次の段階へ進む。という繰り返しが良いのですが、どうしても知識のみ先走ってしまうわけです。」

 

 立花さんはもともとは技術屋だったそうですが、株式売買は純粋な実践家です。そのため書かれている内容が一見自己矛盾していることも多い。(例えば”つもり商い”の評価)

 それでも読み返してみたり、売買の経験を積むうちにその矛盾の違いが見えてくることがあります。「ああ、あの箇所はあの立場での見方、ここは別のこの立ち位置で見るから反対の意見になるのだ」みたいな。

立花さんも別のところでは、罫線だけでなく、株式売買も経済活動の一環なのだから世の中一般の知識は必要だとして日経新聞などは何度も読み直していたようです。

上のような立花さんの文面に出会って豹は株式関係の本を立花さんの本を除いて封印しました。 もちろん、毎日、日経新聞は欠かさず1時間以上かけて読んでいます。

あなたも株のプロになれる―成功した男の驚くべき売買記録

あなたも株のプロになれる―成功した男の驚くべき売買記録

 

 

封印した本の中には林輝太郎先生の良質の本もあるのですが、修行中のうちは雑音になる恐れがあるし立花さんの本で十分ですから^^ 。修行が一段落した段階で読み返していきたいと思っています。今から楽しみ。

ツナギ売買の実践

ツナギ売買の実践

 

 

 以前の記事で書きましたが、現在はナンピン三分の一を実践・訓練しており、上限枚数を増やして現在9回目の売買に入ったところです。

次は根玉つくりに挑戦したいのですが、その機会がまだありません。

jagd-panther.hatenablog.com

 とは言え、現在の豹の実力に合った知識、スキルはこの本の中にはないところもあり、ブログ等を見ることもあります。
レベルの高い内容を書かれている人もいてたとえば豹の読者になったデラ・マタドーラさん。この人は坂田新値を研究されていて現在でも通用するか分析され、ご自身の投資判断にも使われています。

www.dera-matadora.com

豹も週単位のうねりは終値の折れ線グラフ+上下値抵抗線・一次近似曲線で判断していますが、日単位の仕掛けのタイミングは酒田新値で判断するようになりました。
立花さんも

P141

「新値の本数でやる場合は、前におじいさんに教わった昔からの酒田新値の本数の数え方をして、一本目が大きい時は1本目から、一本目が小さいときは二本目から、それも二本目が付いた翌日の寄り付きに成り行きで注文を出すというやり方でした。」
と、一時売買基準に使われていました。

さて、今回はここまで。読んでいただいた皆様に株の神様のご加護があらんことを^^